全日本内航船員の会
NAIKO
目的・方針現場主義LOOKINGHEARINGSPEAKING内航問題

内航問題

目覚めよ、海洋国日本

みなさんの海洋国への関心から、船員の誇りある職場の確立がなされれば、船員社会はもとより日本の展望も開けてくると考えます。

・構成船員の極端な高齢化

内航船員の年齢構成は、40歳以上が全体の73%を占め、とくに50歳を超える船員は55.4%に及びます。20代、30代の船員はそれぞれ13.3%、12.3%と極端に少なく、若年船員の不足がいかに深刻であるかが分かります。 (2016)

・今後、深刻な船員不足

499型の典型的な貨物船では、関連法ぎりぎりの少数定員で運航されているケースが多く、若年船員を教育する余裕もありません。 年金受給者を「もぐり」で配乗する低コスト運航が横行しているのも事実でした。しかし、こうした高齢者船員がいなければ、日本の物流が滞ってしまうのも事実なのです。 早急に即戦力となる若年船員を輩出する必要に迫られる中、やはり本格的な教育は現場でしか実践できず、 非常に深刻な問題となっています。

・情報化から疎外されている

新卒船員が乗り続けていけない原因は様々とありますが、インターネットを容易に利用できない現状は、文化的にも陸上社会との大きな格差を生んでいます。海岸線沿いのモバイル基地局(携帯電話局等)も内陸へ向けて設置されている現状です。

・不当労働行為の横行

日本船員の気質が「労働契約の概念」とは異質のものであったがために、事態悪化に拍車をかけていることも否定できません。 とはいえ、船員の長く多忙な海上生活では、現状の問題点を労使間によって労務委員会で協議しようにも海上からの手段もヒマも無いのが現実だと思います。 陸上からの適切な配慮と監理が無ければ船員の状態や体勢に関わらず、船員は過大な職責から否応なく船を動かし続けることになってしまいます。

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